ぼくはA5和牛が好きじゃない
高くて、高級で、希少なA5和牛。でも、ぼくは食べると吐きたくなる。口の中でとろける肉より、ちょうどいいA2やA3のほうが好きだ。
高くて、高級で、希少なA5和牛。でも、ぼくは食べると吐きたくなる。口の中でとろける肉より、ちょうどいいA2やA3のほうが好きだ。
今のぼくにとって、本の結末をすぐに知ることは、これから一週間の元気より大事らしい。夜更かしのコストを、どうすれば脳に正しく計算させられるのか。
自分の王国がどれだけ居心地よくても、読者は勝手には現れない。クリエイターは他人の王国へ出向き、プラットフォームの流量を利用して、本当に興味を持ってくれる人を自分の城へ連れて帰る必要がある。
外国人に自己紹介するたび、Hsuは「Shoe」と読んでくださいと伝えている。読みにくく、意味も伝わらないこの苗字が、昔は嫌いだった。
1000冊売りたいと言うとき、ぼくが本当に欲しいのは1000の売上じゃない。1000人の読者だ。Rob Fitzの「種読者」という考え方と、それがぼくをマーケティングの不安から解放してくれた話。
ぼくの最初の本が今週の土曜に発売される。初版は1100部。無名の新人が、どうやって1000冊も売るのか。始める前に、この一年でわかってきたことを並べてみる。
すべての物事に、最後の一回がある。ただ、それがどの一回なのかは、わからない。
個人サイトに日本語版を加えた4つの理由。本の日本語版のウォームアップ、日本語アプリとの連携、生活にもう少し日本語を、そして自分のために作った日本語練習法。
自分に課す制限が増えるほど、むしろ自由に感じる。本当にぼくを閉じ込めているのは、何でもできそうに見える、あの広い空き地なのかもしれない。
ある一文が、不確実性に対するぼくの向き合い方を変えた。
この世界のコンテンツは、とっくに誰の消化能力も超えている。見きれないのが、普通なんだ。
テクノロジーが嫌いだからじゃない。世界最大のSNS企業で働き、システムがどう動くのかを内側から見たからだ。アルゴリズムはぼくのために働いていない。行動はすべて追跡される。そして、ぼく自身が依存していた。
本を出したいなら、まず読者を集める。現代の作家が、どうやってフルタイムのインフルエンサーからベストセラー作家になるのか。そして、ぼくがフォロワーゼロからSNSをやり直すまでの話。
SNS、会社、プラットフォーム。どれも他人の王国だ。そこに建てた城は、いつでも取り上げられる。本当の自由とは、自分の領土に拠点を築くこと。
連続記録は習慣づくりを助けるはずが、いつの間にか再開の壁になる。自分から途切れさせることこそ、本当の自由かもしれない。
SNSを広場にたとえた話。広場は眠らない。でも拡声器が大きくするのは怒りばかりで、商人の呼び声がそこら中に響いている。ぼくは自分の小さな庭へ帰る。そこに観客席はなく、本当にぼくの話を聞きたい人だけがいる。