最近、毎日のように頭に浮かぶ記事と比喩に出会った。Don’t Build Your Castle in Other People’s Kingdoms

記事の核心はシンプルだ。他人の王国(SNS)に、自分の城(パーソナルブランド)を建てるな。

なぜか。

他人の王国は、あなたの城なんてどうでもいいからだ。ルールはいつでも変えられるし、あなたが苦労して築き上げたものを、一夜にして壊すことだってできる。彼らが欲しいのは、城を建てに来る人がもっと増えること。そしてその城を、自分たちの利益に換えることだけ。

彼らが大事にしているのはお金であって、あなたじゃない。あなたは彼らがお金を稼ぐための手段にすぎない。

やるべきことは、自分の身を守り、自分がコントロールできる領土に城を建てること。

他人の王国は、そこら中にある

よく考えてみると、ぼくたちはどれだけ他人の王国に城を建てているだろう。

  • 他人の家に住んで、毎月大家のローンを払う
  • 会社で働き、顧客も製品も自分のものではなく、昇進も昇給も上司次第
  • 出版社から本を出して、発言権も権利も渡し、自分は印税をもらうだけ
  • 自分の価値を「いいね」の数に委ね、フォロワーがいないと存在しない気がする
  • 人脈をすべてLinkedInやFacebookに預け、プラットフォームが消えれば人脈も消える
  • 成長を講座やコーチに頼り、教えてくれる人がいないと学べない
  • 幸せをパートナーに預け、相手がいないと何者でもなくなる
  • 運動は誰かに誘われないとやらない

アルゴリズム、雇用主、プラットフォーム、感情の供給者。彼らはいつでも、あなたの土地を取り上げられる。

あなたが苦労して建てた城ごと。

本当の自由とは、主導権を握ること

主導権が他人にあるかぎり、あなたは永遠に借家人だ。
主導権が自分にあってはじめて、あなたは王になれる。

すべてのシステムから完全に離れろ、という話じゃない。仕事も住まいも人間関係も、やっぱり必要だ。

でもせめて、自分だけの領土をひとつ残しておきたい。

自分のウェブサイト。
自分の作品。
誰にも頼らずに続けられる習慣。

そこではルールを決めるのは自分で、誰にも追い出されない。


P.S. ぼくはWiwiさんのこの記事(中国語)でこの比喩を知った。YouTubeに動画を投稿することが、なぜ他人の王国に城を建てることになるのか。その解説がある。おすすめ!