個人サイトを作り始めたころ、本当は繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、英語の全部に対応したかった。でも言語がひとつ増えるたびに、記事を書くコストも、新機能を加えるコストもどんどん膨らんで、割に合わない。だから多言語サイトの運営は割に合わないという記事を書いたし、少し前には簡体字中国語をサイトから外したばかりだった。

それでも2年近く書き続けてきて、そろそろ日本語版を加えるときだと思った。メリットがデメリットを上回ると感じたから、言語をひとつ増やす負担を引き受けてみることにした。

思いついた理由はこんな感じだ。

  1. 1冊目の本の日本語版:『人生也是一個遊戲』が校正の段階に入った。次は英語版と日本語版のセルフパブリッシングを準備するから、そのウォームアップとして日本語ブログが必要になる。これから探す日本語のフリーランス編集者に見せる参考資料にもなる。
  2. サイトを日本語アプリにつなぐ:本を売るために、初めて個人サイトを自分のアプリにリンクするつもりだ。日本語学習アプリなのだから、サイトに日本語に関わるコンテンツが少しはあったほうが筋が通ると思う。
  3. ぼくの生活には、もう少し日本語が必要だ:日本を離れて、もうすぐ10年になる。少し前、クアラルンプールに遊びに来た日本人と偶然話して、自分の日本語がはっきり衰えているのを感じた。日本語の本をたまに読むとはいえ、英語の本に比べたらずっと少ない。それにアニメを別にすれば、日本のドラマはもう何年も刺さるものがない(『ブラッシュアップライフ』と『ホットスポット』は別として)。気づけば、見ているのは韓国ドラマのほうが多い。ぼくの生活には、日本語に関わる何かがもう少し必要だ。
  4. 自分のために作った日本語練習法:実はこれがいちばん楽しみだ。AI翻訳はもう十分なレベルにある。ブログを1本書くたびに、その日本語版を必ず読む。これ以上ない練習になると思う。なにしろ内容は、ぼくがいちばん興味のあることそのものだ。つまり「自分がいちばん話したいこと」で日本語を学ぶわけで、ついでに興味のある分野の言葉づかいもたくさん覚えられる。

日本語はN1を持っている。でも本当にN1を取った人なら知っているはずだ。N1なんて、大したことない。ゼロから日本語でブログを書けと言われたら、たぶんまだめちゃくちゃだし、中国語のアウトプットにも深刻に響く。だから気楽にいくことにした。まずは完全にAI翻訳に頼って、ぼくは読むだけ。違和感を見つけたときに、直せばいい。

いつか気が向いたら、そのとき本当に自分で1本書いてみればいい。